体に出現する症状で原因がわかる|ストレスを侮るなかれ

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圧迫されるような頭の痛み

女医

筋肉や神経の緊張が原因

慢性の頭痛を抱えている人は結構多いものです。もちろん一口に慢性の頭痛の症状といっても、いくつかの種類がありますが、その中でも緊張型頭痛と呼ばれるものは、圧迫されるような痛みが特徴で、身体面、精神面の両方のストレスが重なることが原因と考えられています。身体面でのストレスとは、たとえばデスクワークや車の運転などで、同じ姿勢を長時間続けたり、就寝時に不自然な姿勢で寝ていたりすることにより起こります。精神面でのストレスは、仕事や人間関係でのトラブルや悩みにより発生します。前者は筋肉が収縮することで、後者は神経や筋肉の緊張が高まることで、それぞれ頭痛を誘発するようになります。特に精神的ストレスの場合は、特に筋肉に異常が起こらなくても、頭痛を引き起こす症状がみられます。常に精神的な緊張状態にあることで、本来脳が痛みをコントロールすべきところが、うまく機能しなくなり、そのせいで絶えず頭痛が起こっている状態になるのです。

体をほぐしてのんびりと

緊張型頭痛の場合は特に治療をしなくても、運動などで筋肉をほぐし、お風呂、あるいはマッサージなどで血行をよくすることで、症状が治ってしまうこともあります。ただし慢性化した場合は、内科や頭痛外来を受診するようにしましょう。精神的なストレスが原因の症状には、抗不安薬が用いられることもあります。一方身体的ストレスが原因の時は、筋肉の弛緩薬が処方されます。また、自分で市販の鎮痛剤を使う場合には注意が必要です。痛むからといって毎日のように飲んでいると、薬物乱用頭痛といって、かえって脳が痛みに敏感になってしまい、薬も効かなくなってしまうからです。もし月に10日以上飲んでいる場合は、一度病院に行くようにしましょう。緊張型頭痛を予防するには、やはりストレスをためないのが一番です。特にデスクワークなどで同じ姿勢を取ることが多い人は、適度に休憩を取って、体を軽く動かすようにしましょう。またマッサージやストレッチ、ウォーキングなどの軽い運動も効果があります。お風呂は湯船に肩まで浸かってのんびりするのがお勧めです。